夫婦になる。一緒に暮らす。その中で夫婦関係にヒビが入り、そしてそのヒビが徐々に徐々に大きくなり割れてしまう。私も数百の家族相談をさせて頂いていますので、今回は夫婦関係が悪くなり破綻に至るまでのプロセスと後悔を残さない方法をお伝えしようと思います。
私も後悔ばかり残す人生を歩んで来ておりますので偉そうなことはとても言えないですが。これまでお話を聞かせて頂き特に多いパターンとどうしたら後悔が残らないかをお伝えさせて頂きたいです。
⒈相手の嫌なところがある。気になる。
⒉相手に対してイライラが頻繁になる。
⒊相手と顔を合わせると喧嘩になる
⒋お互いに口を聞かなくなる
⒌どちらが家を出ていく。または家庭内別居状態になる。
相手の嫌なところがある。気になる。
嫌なところが目につく
人間夫婦になっても違う人間ということで相手の気になるところが目についてしまうものです。
1.相手の生活面が気になる場合
・洗濯物を脱ぎっぱなしにする。
・ゴミを捨てない。
・トイレを汚す。
・清潔感がないなど。
⒉次に相手の言動が気になる場合です。
・モラハラに感じる言動がある
・いつも怒鳴っている。一方的に話される
・暴力を振るわれる。物にあたる。
・自分の考えを変えない。
・性交渉も一方的に求めてくる。
⒊相手の問題が気になる場合です。
・ギャンブル好き
・浮気を繰り返す
・金銭トラブルが多い
あなたは1〜3のどれが気になりますか？2と3については相手が変わることが極めて難しいものとなります。それでも相手に変わって欲しい場合は根気強く相手と向き合っていく必要があります。そして期間も数日数週間というよりは数ヶ月から数年で考える必要もあります。
どうしたら後悔が残らないのか
⒈相手の生活面が気になる
もしあなたが相手に何度伝えても変わらない場合は家庭内の環境を整えるのも一つです。ゴミを捨てないのであればゴミ箱をパートナーの近くに置く。洗濯物を脱ぎっぱなしにするならリビングなどのパートナーのいつも服を脱ぐ場所に洗濯物かごを置くなどです。
2.相手の言動が気になる。
これについてほ相手の気質が大きく、怒鳴る、殴る、物を壊すも突発的に起きる可能性が高いです。もし相手が突発的に暴れた際には別の部屋へ避難するなどの距離を取るか、DV相談に行ってみるのも一つです。DV相談は各市町村にある相談機関です。
相手の言動で自分を責める必要はありません。あなたを支配しようとしてくる場合が多いのです。
⒊相手の問題
相手の問題については自力での解決が難しいため、配偶者であるあなたの協力や医療機関への受診などが解決の手段となってきます。しかし本人が現状を問題と捉えて、例えばですがギャンブルをやめたいと思っていないと治療はたまた解決は難しいです。
そのためまずはパートナーに問題意識を持ってもらう必要があるので、事実どれだけ金銭的な負担があるのか。また難しければ医療機関にも連れて行き助言をもるうのも一つでもです（医療機関も嫌がる方も多いので根気が必要です）
相手へイライラが増える
イライラの原因
相手の嫌なところが気になることが、解決しなかった場合。段々とパートナーへの拒否感が強まり、何気ない言動でもイライラしてしまうことが増えていきます。それにより夫婦関係も悪循環に陥っていきます。
どうしたら後悔が残らないのか
あなたが今どうしてイライラしているのか？それでパートナーへイライラを見せることで将来的にプラスになるのかどうかを冷静に考えてみて下さい。
相手と顔を合わせれば喧嘩になる
お互いの心境
顔を合わせれば喧嘩になる段階までくるとお互いがお互いへの拒否感が強くなっていることが多いです。そのため些細なことでも喧嘩になりますし、口調や態度だけでも喧嘩に発展する場合があります。
どうすれば後悔が残らないのか
あなたが相手に少しでも愛情が残っているのならここが最後のチャンスとなります。相手に素直に気持ちを話し、相手の話もしっかりと聞くことで時間はかかるかもしれませんが夫婦関係を修復することも可能です。
どちらが家を出ていく。または家庭内別居状態になる
別居状態が長く続くと夫婦関係の破綻として認められることもあり、夫婦関係としては終わりに近い状態です。
こうなってしまうと離婚という話にもなってくるため、話し合いで決めるのか、弁護士を間に入れるのかなど事務的な話にもなってきます。そのためより夫婦で話し合いをすることも難しい状態と言えます。
どうしたら後悔が残らないのか
この段階になる前にお互いが話し合えるのが1番ですが、この段階まできても何も言わないよりは自分が思っていたことを手紙でも、どんな手段でも伝えることが後悔を残さないことにつながると思います。
まとめ
夫婦関係の破綻。それは夫婦が互いを知る中で誰でも起きうる話だと思います。そこで破綻させたくないと思えるかどうか。そして実際にそのために動けるかどうかで変わってくると思います。あなたの後悔が一つでも減りますように。
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