子育てに正解があると思った方は世の中にどれだけいるのでしょうか?子育ての方法その子ども1人1人によって変わってきます。よそのご家庭の子育てがあなたの子どもの子育てに当てはまるかも分かりません。子育ては奥深く非常に難しいものです。親の心身も削れる場合もあります。
子育てとは本当に大変なもので、毎日の日常の中で何がいいのか悪いのかなんて考えている暇もありません。そのため子育てで一生後悔しかねないことをお伝えします。
①子どもと関わる時間が短かった
②もっとたくさん勉強させればよかった
③子どもが言うことを聞かなくなった。どうしたらよかったのか分からない
子どもと関わる時間が短かった
関わる時間が短いのは問題なのか?
現在共働き家庭が増え、共働きの家庭割合は60%後半とも言われています。仕事で毎日疲れ果てて帰ってくる中で家事もしないといけない中でどれだけ子どもと関われるか。とても難しい問題だと思います。
子どもが不安定になったり、対人トラブルや学校へ行けなくなったなど問題が表面化した際に子どもともっと関わっていればと後悔する方も多いです。
では時間もないのにどうやすれば関わる時間を増やせばいいのか。結論を伝えると関わる時間を増やせばいいと言う問題ではないのです。子どもにどれだけ親があなたを大切に思っているかを伝えれば安心させてあげられるのです。
子どもからすれば「お母さん、お父さんは自分のことを大切にしてくれているのかな?自分のことを好きでいてくれてるのかな?」ということに重点を置く場合が多いです。もし親からの愛情が伝わらないと愛着(愛情を上手く受け取れない)の問題に発展してしまう場合もあります。そのため関わってもらう時間が長いことも一つの愛情表現として無意識に受け取ってくれることがあるのです。
しかし子どもと関わる時間が短かったとしても子どもに対して愛情や大切にしていることが伝われば子どもは安心して家庭生活や学校生活を送れるのです。
どうすればいいのか?
では子どもへ愛情を伝えるにはどうすればいいのか?一例とはなりますが。
①子どもの話を聞いてあげる。味方の立場で聞き、言葉がけをする。
②どんな小さなことでも子どもを褒める
③怒る時にも落ち着いて話をしてあげる
どれも言葉にするのは簡単ですが実際やってみるとかなり難しいことです。しかし心がけてやってみることで少しずつ変わってくることもあります。もしお困りのことがあればお問い合わせからご連絡下さい。
もっと勉強させればよかった
もっと勉強をさせればよかった
子どもに勉強をしていい高校、大学へ行って欲しい。これはほとんど全ての親が一度は思ったことがあることではないでしょうか?子どもが元気ならそれでもいいという育児方針の親で奇跡的に勉強も自発的にやる子どももいるかもしれませんが少数でしょう。
ではどうして子どもにいい学校へ行って欲しいのか。
・将来の可能性が広がる
・いい仕事について欲しい
・いい大学に行かないと家族を養えない
・子どもには苦労してほしくない
など子どもの未来を考えての気持ちもあると思います。
一方で保護者の願いが同時にある場合もあります。
・いい高校大学行ってくれると親として誇らしい。周りにも自慢できる
・◯◯さん家の子は◯◯高校◯◯大学へ行っている。うちの方が優秀に決まっているから負けられない
・将来は絶対医者になって欲しい
・父母共に有名大学出身だから子どもいい大学へ行くのは当然
・自分は大学を出ていないから子どもへはいい大学へ行って欲しい
・うちの子はサボっているだけで絶対にもっと勉強すれば伸びていい高校大学へ行ける
などなどです。子どもの将来を考えての勉強して欲しいがいつしか自分の見栄のために子どもを勉強させてしまう場合もあります。
ではどうすればいいのか?
子どもも勉強が軌道に乗る前はある程度の環境や親の言葉がないと勉強しない子がほとんどです。しかし勉強も軌道に乗れればいいですが、親の期待通りに成績が伸びない子もいます。そうなると保護者としてももっと勉強をさせないといけないと思うのです。それは一見自然な流れに見えますが悪循環に陥ることが多いのです。親は子に過干渉になり、子どもは精神的に衰弱し、自発性も失い、勉強も表目上やらないといけないこととなってしまい、数だけやっても伸びないということになってしまうのです。
ではどうしたらいいのか?勉強させないでいいのか?そんな無責任なこと言って責任を取れるのか?とお思いになる方もいたと思います。しかし今の方法で上手くいっていないなら変える必要があります。
子育ては子どもによって千差万別です。子どもの自発性を引き出す方法は1番近くで関わっている親が探していくことにはなります。例えば上手くいったご家庭の例ですが。
①子どもの気持ちを聞く→子どもとしてはどうしてここまで勉強しないといけないのか分からないという状況になっている場合も多いです。まずは気持ちを受けとめてあげましょう。
②少し休ませる
③親が干渉し過ぎない勉強の方法を考える
元々勉強しないのに放っておいたら大変なことになる。受験が近いのにそんな悠長なことは言ってられない。など色々なお気持ちがあると思います。それでもまずは子どもが今の勉強量をどう思っているのか?そもそもどうして勉強しているのかの認識を確認してみて下さい。
もっと勉強させればよかったという後悔は結果が出てから生まれるものです。しかしその後悔はもっと勉強させればよかっただけとは限りません。子どものケアが必要だった場合もあるのです。
子どもが言うことを聞かなくなった。どうすればいいか分からない
子どもが言うことを聞かない。
何回同じことを注意しても聞かない。もっと厳しくしていれば。子育てを失敗したのかな?など子どもが言うことを聞かないと色々なことを思われると思います。
しかし子どもが言うことを聞かなくなったというのは親の話を聞かなくなったと言うことでもあります。なぜ子どもが親の話を聞かなくなったのか?振り返ってみて下さい。私がよく聞くものとしては。
・これまで子どもの言い分は聞かなかった
・子どもを注意する際は長時間
・怒る時はかなり厳しく注意した
・甘やかし過ぎた
など振り返る中で様々ありました。
どうすればいいのか?
子どもが何度言っても言うことを聞かない。どうしたらいいかわからない。そういう場合にはまずはこれまで自分が試されたことを思い出してみて、新しい方法を試していく必要があります。試す中で上であげた4つはおすすめしません。
手を尽くされた中でと思います。重なることも多いと思いますが一例として。
・子どもの言い分を聞く
・怒る時は怒鳴らずに、何がいけないのかを説明する
・注意は短時間にする。次どんな小さなことでも出来たら褒める
・甘えさせる時間を増やす
などです。正解は簡単には見つかりません。それでも諦めずに子育ての方法を探していくことが大切です。
まとめ
子育てで全てが上手くいくことはありません。子育てはどの家庭でも悩み、時には後悔しながらもより良い子育てを模索していくものだと思います。
その中でも子どもの気持ちを考えることや親として子どもへ愛情を伝えると言うことは意識してもらえるといいと思います。
皆さんの子育てを勝手ながら応援させて頂くと同時に一つでも後悔が減ることを祈っています。
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